2013年3月18日月曜日

『問題をつかめ!』−1

※「問題をつかめ!」シリーズ:
会社の問題は何か? この質問に、経営者でもうまい具合に問題をつかまえ、表現出来ていないことがある。
うまい具合に問題をつかまえ、表現することで、その問題は解決に値するものとなる。
「問題をつかめ!」シリーズは、よくある問題の表現とその裏にある解決に値する問題を明確化し、問題解決の価値を高めることを目的としている。

■よくある表現:「営業所間の営業成績に差がある」
→営業成績に差があることが問題???

■解決に値する表現:「◯◯営業所の営業成績が良くない」
→さらに進めた例)「◯◯営業所の成約率が悪い」
→もう一歩進めた例)「◯◯営業所の成約率は△△営業所の半分」
→そして「どのようにすれば、◯◯営業所の成約率が今の倍以上になるだろうか?」

★解決したいのは、営業成績の平準化ではなく、営業成績の良くない、ある特定の営業所の成績をどう上げるか?のハズ。

「その問題は解決に値しますか?」