何かの法律の基に、A社は益を得ている状態でB社は損をしている状態にあるとします。
(例えば、社員30人以下の中小企業事業者対して政府が減税している。A社は25人の会社なので対象。B社は40人の会社なので減税措置は無し)
それが、何かの拍子に、「社員30人以下の事業者に対しての減税措置は廃止。40人以上は減税」となったとします。
すると、A社は恩恵を受けている状態から恩恵が受けられなくなります。逆にB社は恩恵を受けてない状態から恩恵を受けられる状態になります。
A社:恩恵受けてる → 恩恵受けられない
B社:恩恵受けてない → 恩恵受けられる
そうすると、A社はその法律の変更に抵抗するだろうし、B社は賛成するはず。
そして、A社の抵抗しようとする力はB社の賛成しようとする力よりも強力であると想像されます。
A社の抵抗しようとする力 > Bの賛成しようとする力
「好ましい変化への推進力より、好ましくない変化への抵抗力のほうが強い」
し、何か変化を起こそうとすると、ほとんどの場合
「変化によって、メリットを受ける側とデメリットを受ける側の両方が存在する」
ので、変化が起きにくい。
とゆー理屈こねまわして遊んでます。