2009年6月12日金曜日

どんな仕組みでやると自分がより燃えるか?

ウチのカミさんの話。

やくざな商売のダンナのおかげで、カミさんが家事の中心となっているので、食材を買いに行くのも結構大変。日々のことだし、重いし、時間がかかるし・・・。

そこで、これを何とかしようとして生協で毎週末に宅配してもらうことにしました。
ところが、そもそも買い物を楽にすることを目指して宅配を決めたのですが、うれしい誤算がここにありました。

彼女は料理はまぁ好きなほうだけどあまり家で作ることは多くなかったんです。(ウィークデイも外食することが珍しくはなかった)
一方でお掃除・片付けは超がつくほど大好き。
「掃除がしにくいから」っていう理由で我が家にはあまりインテリアっぽいものがありません。(ここは僕と似てる)
また、「冷蔵庫は空になっているのが望ましい」との哲学があるようで、ウチの実家の冷蔵庫(新しいものやら古いものやらがパンパンに入ってて何がなにやら)を見ると気が狂いそうになってます。

さて、宅配にすると週末は冷蔵庫が満杯になるので、彼女の”片付け魂”に火がついて「これを片付けてやる!」と俄然はりきって料理をしだします。

もともと料理のプライオリティは家事の中で高くはなかったんですが「片付けたい!冷蔵庫を空にしたい!」との衝動のほうが強いので、結果料理をしだすようになったんです。

狙ったわけではないんですが、結果的に「日々の買い物が大変」という問題と「ウィークデイも外食している」という問題の二つが同時に解決されました。

特に、「料理」よりも「片付け」という彼女がより燃えるものに意識の配線を替えたことでよりうまくいくようになりました。

うまくいかないことがあったら、それを「どんな仕組みでやると自分がより燃えるか?」の答えが出るとムリをしない問題解決に結びつきやすいってこと。
改めて実例としてカミさんから学びました。ありがとう!


あっ!本人の名誉のため言っておきますが、ウチのカミさんの食事はうまいですよ!(本人の名誉のためと家庭円満のため)